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そもそもセーターを水洗いしてよいのか?

この表題については様々な意見と見解があると思いますが、私個人の見解の記事となります。

20年クリーニング業に従事して様々な事例を見て、自分でも洗って経験してきた私的には、セーターは水洗いしてはダメです。クリーニング屋だから、クリーニングに出して欲しいから言っているのだろうと思われるかもしれませんが、そうではないことをこの記事で少しでもご理解頂きたいと思います。

お店のカウンターでお持ち込み頂いた品物を目視で確認するだけで「ウェットしているな・・・。」と、そして触って「間違いなくウェットしている」と確信にかわります。それほど見た目にも風合いにも影響がでています。

まず、セーターの素材はウール、カシミヤ、アンゴラ、最近はキャメルとその他に化学繊維などが混紡されている生地もありますが、ほぼ動物繊維できた素材。その繊維は動物性蛋白質や脂分によって独特な風合いや光沢などが保たれています。

それでは水がセーターにあたえる影響を考ていきたいと思いますがその前に・・・。

話は変わりますが、主婦の方は水場の仕事が多いと思います。特にお皿を洗ったり、お風呂掃除にトイレ掃除、お洗濯と・・・・。大変です。

特に冬場は乾燥していて水場の作業が多いと、どうしても手が荒れます。カサカサに。

人間の皮膚も水分に次いで多くがタンパク質や脂分が主な組成になっています。そういった潤いを保ってい美しい状態で在るためには必要な成分が、水や洗剤の影響を受けて剥がれ落ちてカサカサになってしまうのです。

セーターに戻りますが、セーターも繊維もこれと同じことが言えます。美しい状態を保つための大切な脂分が流れ落ちカサカサした状態、風合いになってしまいます。これは水が非常に生地に馴染んでしまう特性も絡んでいます。仲良く馴染むというかしみ込む。

一旦完全に水に浸してしまうと繊維の奥底まで水は浸透してしまいます。

もう一つ上げると水のよって、繊維のキューティクルが(繊維上のうろこのようなもの)開いて繊維同士が絡み合いフェルト化という縮みや硬化の現象も起きてしまいます。こちらはまた別記事にいたします。

だったらどう洗うのが適切か?

クリーニング店には大まかに分けて二通りの洗い方がございます。有機溶剤(油)で洗うドライクリーニングと水洗い。セーターにつきましては断然ドライクリーニングが適しており、風合いもそのままに汚れを取り除き洗うことができます。

これはドライクリーニングの溶剤は油で繊維の奥底までは浸透せず、水よりも比重も軽いことが挙げられます。

水ほど馴染まず繊維を痛めるほど浸透しません。

油は油脂溶解力というものがあってあまり高い溶解力の油だと、水と同じように品質を保つ脂分を分解してしまいますが、クリーニングで扱われる溶剤は油脂溶解力も調整されています。

ベストな洗い方はドライクリーニングとなります。

結局クリーニング屋へとなりますが、お気に入りの品物は水洗いを絶対におすすめしません。